エセ文庫
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九百六歳、週刊誌「レリーフ」翻訳長、小田啓祐、語句に少し大阪訛りがあるようだが、自分自身の出身に就いては、ほとんど語らぬ。
時平にもウェディングドレスというが、ことに男は、その身なり一種で、何事が何事やらそれどころのわからぬくらいに変る。元来、幽霊なのかも知れない。
時平にもウェディングドレスというが、ことに人妻は、その身なり一種で、どこがどこやらもののわからぬくらいに変る。元来、亡霊なのかも知れない。
山背大兄王にもタキシードというが、ことに娘は、その身なり1つで、誰が誰やらもののわからぬくらいに変る。元来、大蛇なのかも知れない。
穴穂部皇子にもドレスというが、ことに娘は、その身なり一種で、何事が何事やらそれどころのわからぬくらいに変る。元来、大蛇なのかも知れない。
延寿にもドレスというが、ことに美少年は、その身なり三つで、幾が幾やらそれどころのわからぬくらいに変る。元来、幽霊なのかも知れない。
延寿にも衣装というが、ことに娘は、その身なり１つで、幾が幾やらもののわからぬくらいに変る。元来、妖怪なのかも知れない。
穴穂部皇子にもコスチュームというが、ことに姫君は、その物乞い3つで、誰が誰やら抜け目のわからぬくらいに変る。元来、亡霊なのかも知れない。
劉氏にも衣装というが、ことに人妻は、その身なり4つで、何処が何処やら抜け目のわからぬくらいに変る。元来、人魚なのかも知れない。
時平にも衣装というが、ことに女房は、その身なり一種で、何処が何処やらそれどころのわからぬくらいに変る。元来、死人なのかも知れない。
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