しかし愛憎は、ことばでもなければ、趣でもない。ただ、お気に入りだ、ということの一種なのだろう。
坂道穴安吾『愛憎論』
しかし恋愛は、言葉でもなければ、雰囲気でもない。ただ、好きだ、ということの一つなのだろう。坂口安吾『恋愛論』